2008年11月30日

いよいよ11月も晦日です眼鏡

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当ブログに遊びに来て下さる皆様…今月も有り難うございました黒ハート
心から深く感謝しおります晴れまた、どうぞ来月も宜しくお願いいたします揺れるハート

この世は、まこと有難い御縁というもので成り行きます黒ハート古来にも…袖ふれ合うも多生の縁晴れなどと申します。

ことに現代では…こうしたインターネットなどの発達と普及などにより、直接に顔をあわせ眼鏡袖ふれ合うようなことは難しくもなりましたけど…こうして、たとえ一時的とはいえ、世界中の人々と心地よい幸せを共有できる機会も増えたわけですから晴れ

願わくは、少しなりとも上質な幸福感を黒ハートお互いに分け合っていきたい晴れ

菅靖匡は、本当に、そんな想いで…小説を書いておりますし眼鏡あるいは、こうしたブログなどにも取り組みますし晴れまた、音楽をとおしても、皆様とともに晴れ生きてゆきたい揺れるハート

そう祈念し続けております。どうぞ、来月も…皆様にとってご多幸の日々でありますように…黒ハート揺れるハート黒ハート

どうか、今後とも宜しくお願い申し上げます晴れ眼鏡

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 22:26 | Comment(0) | 有り難うございます黒ハート

炊きたて御飯と白菜の漬け物、そして味噌汁が一椀ついていれば大満足!!

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贅沢いえばキリがないけど・・

 僕は、いわゆる食通などではないし・・、わざわざ流行っている店に行って待たされてまで食べたい・・、なんて全然思わない・・、とても面倒くさがりな、出不精者です。

 でも、なんかの拍子に入った店で、とても気に入ったメニューとかがあれば・・(ああ、また食べたい・・)とか思って、できるだけチャンスを逃さないようにするのが、どうやらクセみたいです。
 だから、行きつけ・・、なんて云えるほど熱心な客ではないけれど、自然と顔なじみくらいにはなる店ができてくるわけで・・・

 それも、あまり好き嫌いの無い雑食性ですので、地元に在る和食、洋食、中華など・・、どれも大好きな料理が並びますね。
ただし、雑食とはいえ、たとえば、ベトナムとかフィリピンとか、ドイツとかイタリアやフランスなど、それぞれ外国料理専門店みたいなところには、まったく興味が無いんです。

 てか・・、日本料理あるいは中華料理だと、けっこう好んで行くあたり・・、やはり何かしら好き嫌いとかがあるのかも・・ひらめき
まあ、なにはともあれ、やはり生きていくためには食事って重要な一つですし、できればマズいものより美味しく感じられるもののほうがいいハートたち(複数ハート)とも思いますが・・、やっぱり贅沢いえばキリが無いことでもありますよね・・、食生活ってのは・・ハートたち(複数ハート)

 僕は、できれば炊きたての御飯と、白菜とか大根葉なんかの漬け物と、あったかい味噌汁があれば大満足なんですけど・・・揺れるハート
それに、パリッとした海苔やら、ピシッと塩のきいた焼き鮭とか、こりゃもう一つ食っとこう・・、と思える梅干だの、それに納豆なんかが付くと・・、もう贅沢やなあ・・、って感じですね。

 その漬け物だとか梅干とか、味噌や醤油なども、昔は自家製だった家が珍しくなかったでしょう・・。
そうした手間暇を惜しまない女性って、やっぱりステキだな黒ハート
って思う僕なんです。今では・・、ちゃんと御飯さえ炊けない女性が珍しくないとか・・、それって本当の話ですか・・失恋

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 16:50 | Comment(0) | 食生活に思い巡らすこと…

猿と蟹とがケンカして・・

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 まずは・・・
「猿じゃ」
 なんぞと一口に云うてものーえ、そりゃあ、もう昔から
「猿でも十匹十色じゃけんのもし」
 と云われておるくらいで、この広い地球上には、それこそ世界各地に、いろいろの猿がおりまさい。
 ああ、先に断っときますけんどのもし・・
「人類は猿から進化したんぞよ」
 やか云うて、まるで猿を人のデキソコナイみたいに想うとる者らもおりますけんど、そら猿に失礼ちゅうもんですけん。

 まあ、猿の立場で考えてみたら・・、二百年近うも、そななこと云われ続けとうみや・・、あんたぁ、そりゃ、なんぼ猿でも・・
「ひょっとしたら、そうかも知れへんなあ」
 と思うてしもたんとちがいますかしらん・・。
近ごろの猿どもときたら、たしかに人間よりはバカみたいにも見えますけん。ほやけんどねえ、あんた、猿も人とおんなじで、昔の猿は、そら賢かったんぞのもし・・。
ちゃあんと歴史に名を残した有名どころでは、たとえば孫悟空(そんごくうう)なんか、こりゃ大御所と云うても、よかろと思いまさい。なんというても仏教では忘れられん、かの三蔵法師(さんぞうほうし)さんの御共してのもし・・、あんたぁ、中国と天竺(てんじく)を渡り歩いた偉い猿ですけんねえ・・。
その子孫のうちでも天竺に住みついたやつらなんかは、今でも
「猿は、神さんぞよ」
 やか云われて、そりゃあ大事にされとるらしいんですけんねえ。
ほやけんどの・・、おんなじ子孫のうちでも中国に住みついたやつらは、こりゃ可哀想なかったらしいわね。
「猿は、人の病気に効く漢方薬あるね」
 やか云われての、なんと、脳ミソを食われたもんでさい。
ほんでも、まあ、まがりなりにも、これ大変に有り難がられたことには違いないんですけん、やっぱり・・
「さすがは孫悟空の子孫じゃのう」
 ちゅうて誉めてやらないかんわいのもし・・。

 さてさてじゃ・・、ところ変わって日本のお猿さん、これは、どななもんだろぞ・・。先に云うときますけんどのもし、昔から日本猿っちゅうて云うだけあって、これは孫悟空の子孫とは違うんぞよ。ほやけんのーえ、ほうじゃのもし・・、誰でも知っとる日本猿の有名どころちゅうたら・・、ほうじゃ・・、あの猿蟹合戦の猿ですけん。ありゃりゃあ、ほやけんど、こりゃ、こりゃ、ちょっと肩身の狭い思いをせんならんぞのもし・・。
 人のええ、いや、蟹のええ蟹から美味い握り飯をだまし取って食うてしもうたばかりか、それで苦情を云うた蟹に、なんと暴行まで加えたっちゅうんですけんねえ、これはいかんぞよ・・。
 まあ、やられた蟹のほうも泣き寝入りはせんとのーえ、臼やら栗やら蜂やらと・・、大勢を雇うて仕返ししたらしいですけんど、どっちにしても、これが面白可笑しいに昔話になって後世に語り継がれたもんですけん、まあ悪役になってしもうた猿の子孫らは、そらツライめぇしたらしいわね・・。

 たとえば、小田原のあたりに住みついたもんは、代々が籠屋をやって家族を養うとりまさい。それも、いっつも小田原提灯をぶら下げとったらしいですけん、もう昼も夜もなしに働きとおしとったんだろぞい。まあ、あんたぁ、唄じゃったらの・・
「ホーイホイホイ、ホイサッサ」
 やか云うて、さも威勢もように軽げぇに唄われますけんど、籠屋ちゅうたら楽な商売やない、そら大変な重労働なんですけんねえ。重たい籠を担いで夜中まで走りまわるうちには、可哀想に、すっかり脚も腰も曲がってしもうて、座っても背中丸めなあかんほどに疲れきってしもとりまさい・・。

 また、なかには
「猿まわし」
 たら云うて、人間に、首輪やら腰ひもで括られてしもてなあ・・芸人、いや、芸猿として身を立てようとするもんも出とりますけん。この末裔は、今でこそスターなみにテレビやか出ますし、ちょうど、これから年末じゃの正月じゃのには、引っ張りダコ・・、いや、引っ張りザルになりますけんどのもし・・、芸の道、これも、あんたぁ・・、ほんまに辛いもんですけんねえ。
人に教えられたとおりにやっとるのに・・
「反省」
 やか云われて、それでも素直に反省しとるのを、これまた人に嘲笑われて、あげくには・・
「反省やったら猿でもでけるでえ」
 やなんてバカにされる日々なんですけん。
それでも逃げることも許されんとからに・・、毎日の辛い仕込みに耐えるしかないんですけんねえ。ほんまに、つらいこっちゃ。
ほんで、ようよう一匹前の芸を覚えて舞台の華を咲かしても、あんた、ギャラはせいぜいバナナ一本か二本ですわ。
これでは、とうてい妻子を食わせてはいけませんけんねえ・・。

 ほんでも芸猿のなかには性根の座ったやつもおってねえ、夜ごと「芸のためやったら女房も泣かすでえ。なんや小春ぅ、その辛気くさい顔はぁ。文句言う前に酒や!酒や!酒買うてこい!」
 て暴れるもんも仰山おります。酒を買うというても、あんたぁ、そこは酒屋も生業やし、バナナ一本では売ってくれません。
可哀想なんは嫁はん・・、ちゅうあたりは、やっぱし人間と変わわんわね。母猿は、幼い子ぉを抱きかかえてねえ、震えもてでも、じいっと堪えるしか知りませんのですけん、そら可哀想なもんぞね。

 そんな猿を見ながら、蟹の子孫どもは・・
「どや?辛いカニ?御先祖様の罰じゃガニ」
 なんぞと拍手、いや、ハサミを鳴らして嘲笑いころげ、ついには嘲笑いすぎてねえ、口から泡ふくようになってしもうたほどでさい。この蟹どもはのもし・・・
「美味いカニ?なんぼでも食うて精つけて、もっと猿どもを泣かしたってくれんカニィ」
 ちゅうて人間を喜ばしよりまさい。そりゃあ蟹は美味いですけんどねえ・・、ほやけんど、あんたぁ・・、なんぼ子沢山やからと云うても、自分らの子孫まで食わして人を雇うのは、どななもんだろぞ。と、うちは思いよりますけん、あんまり蟹は食べたない・・。

 まあ、だいたいの人間は蟹が大好きで、煮たり焼いたり刺身にしたり、しゃぶしゃぶで食う贅沢者もおれば、甲羅に酒ついで・・「蟹酒じゃガニ、美味いガニ」
 と喜ぶ者までおりまさい。そうして美味い蟹を、たらふく食うては、精だして猿をこき使い、それを観て拍手しよるんですけん・・。

 この日本猿にゃあ、昔から、言葉の暴力もありまさい・・。
猿の浅知恵、猿芝居なんぞと悪口も考えだして言いたい放題、あげくは猿股じゃのいうて、なんと股引ちゅう、こりゃ褌代わりの下着にまでしてしまう始末ですけんねえ・・。
ほんでも日本猿は・・
「見ザル、云わザル、聞かザル」
 と腹をくくって、じっと辛抱しとったんじゃけん、そろそろ見上げたらないかんわね。なんぼ先祖からの因果応報とはいうたての、そら、ストレスもたまりまさい。たまには温泉にも浸かって、顔だけやなしに、尻までもが真っ赤になるほどの猿酒でも呑まにゃあ、やりきれんかったんじゃ・・、と、うちは思いよりますけん。

 こりゃ、ほんまの話ぞね・・
こなな苦労しよる日本猿を哀れに思し召した神さんと仏さんはのーえ、日本猿どもに山奥の温泉を紹介したったり、ついでに頬袋ちゅうもんをこさえてやって、いつでも自分の口ん中で酒を醸すことがでけるようにしたったんじゃけんのもし・・。
まあ、これで、すっかりアル中になってしもた・・、という噂もありますけんどが、・・いっつも猿の顔や尻が赤なってるんは、ありゃあ、酒灼けだろか・・?

 まあ、とにかく神さんや仏さんは平等公平ですけん、蟹には・・「先祖の仕返しは、もう充分やないカニ?仲間や子孫まで人に食わすんは、こりゃヤリ過ぎちゅうもんや!ええ加減にしとかんカニ!」
 と、それは大層な剣幕で叱ったちゅう。
神さん仏さんに叱られて・・
「堪忍しとくれやす」
 と改心した蟹は、それまでの所業を恥じてねえ、まっすぐに堂々と歩くことをやめてしもうてカサコソと横歩きするようになり、いっつも地に這いつくばって土下座、いや、平身低頭しとりまさいねえ。そんな蟹のなかには・・
「今までの悪行三昧を思い出すにつけ、このまま世間に身をさらすことはでけん。わたしは、深い海の底で静かに暮らす、そんなカニになりたい」
 と、それはそれは深い海の底に姿を隠したもんもおりますあたりは、日本国の偉いさんらにも、ぜひ見習うてほしいところじゃ、とも、うちは思いよりますけん・・。

 いっぽうの日本猿、こいつらも、なかなかに大したもんでさい。
芸をきわめて人を和ますもんも大勢おりますしな、母猿が子猿を大切に抱きかかえて必死に育てとる姿をみて感動せんようなやつは、こりゃ人でなしじゃ。ほんでのもし・・
とうとう、あんたぁ・・、猿飛佐助やら豊臣秀吉じゃの・・、立派に歴史に名を残す猿も出てくるまでになったんぞなもし・・。

 えっ?
ええ加減なこと云い過ぎやて?
いや、過ぎたるは及ばザルがごとし、でさい。
ほな、失礼しますけん、・・サルものは追わんといて下さいね。

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 11:40 | Comment(0) | 仏教童話 当ブログ用

『古事記』などで土蜘蛛などと呼ばわれた人々の祖先なの?!遠海たちって・・?!さあ、これを読んでれば、そのうち分かるさ!!

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愛媛国縁起

遠海(えんかい)
        三
 その夜は、夜露くらいはしのげましょうぞ・・、とて洞穴を一つあてがわれた。三人だけで過ごせるのは、蛙毘寄(あびき)の好意である。その穴の住人達は、蛙毘寄達の穴に移って寝るのである。洞穴の入口は地面より二尺ばかり高く、頭からもぐり込むようにして入らねばならない。
 中は覇津華雅(はつかが)が暮らす苫屋(とまや)ほどの広さで、中央あたりに丸く炉(ろ)を切ってあり天井は低い。
入口の上、天井近くに二つ掘ってある穴は、煙を抜くためのものであった。
「まだ初秋とはいうても、山の夜は冷えるでよ」
 そう云いつつ新しい干草を運び込んでくれたのは、熊蜂に刺されたほどに顔を腫らした遠海である。
干草を手際よく広げ、熊毛皮をかぶせれば寝具であった。
さらに上掛けの毛皮を押し込み、その後は、入口から薪を二束ばかり押し込んでいる。
「寝る前の火起こしはやめいや。寝とる間にいぶされたら、かなわんやろが」
 と遠海、穴の外に突っ立ったままで、いかにも無愛想に云った。
「遠海。まあ入ってこい、四年ぶりじゃ。一杯なりと酌み交わそうぞ」
 遠海、酒には目がないものと見える。すぐに、ごそごそと入ってきた。
「痛むか」
 と、覇津華雅は気遣い・・
「歯は折れとらんでよ」
 と、遠海は無理に笑みを浮かべた。

 こんな時にも、無邪気に残酷なのは子供であろう。
「ますます泥人形のようだな」
 などと、都祢那賀(つねなが)は上機嫌なのである。
「われらぁ、ええ気になるなや。わしゃあ、覇津華雅様を立てとるだけやど」
 覇津華雅と遠海は思い出話の間に間に、明日よりの狩猟の段取りなどを打ち合わせながら盃を重ねた。
 殊里(しゅり)は、二人のかたわらで胡座(あぐら)をかいてはいるが、手をきちんと両膝の上に置いて背筋をのばし、時おり火の加減を見ているのである・・。

 さても都祢那賀、こっちはもとより行儀が悪い。
熊毛皮の寝具がすっかり気に入ったらしく、そこに、ごろり、と寝そべって、片肘ついて頭をのせ、片手で好物の炒豆(いりまめ)を口に放り込んでは、かりかり、と勢いよく噛み砕いている。
「やかましいやっちゃのう、われぇ」
 遠海は炒豆を噛み砕く音が耳障りなのか、はたまた 都祢那賀の、いかにも横着そうな態度が目障りなものか、どちらにせよ、よほど気にくわないらしい。
 いくら睨まれても都祢那賀は涼しい顔で、炒豆を噛み砕く拍子を乱さない。どころか時々、わざとらしく大あくびなどしては・・「似合わぬやつだな」
 と云うのだった。身体のわりに神経が細い・・、と云い続けているのである。

 やがて遠海も、どうせ子供じゃ・・、とでも思ったのであろう。
「ちっ」
 と舌を鳴らし
「これが猟師ちゅうもんじゃい」
 と云うのである。猟師とは、捕った動物をさばいたり、ただの肉塊と化した獲物を担ぐためにも強靭な身体が必要であり、その狙う獲物により近づくためには足元の小枝一本にさえ細心の神経を使わねばならない、とも云った。
 が、都祢那賀には分かろうはずもない。
「まあ、若様。まずは狩猟(かりくら)に出てみれば、百編(ひゃっぺん)聞くより、一目で解しましょうぞ」

 翌日早朝、三人が一夜を過ごした洞穴の前は、たいそうな人だかりで姦(かしま)しい。
「邪馬台国なる国の若子様を一目なりと見よや」
 とて、近在の村々からも押し寄せてきたのである。
これは早朝から、ちょっとした大猟祭のような賑やかさであったろう。
「ほれ、あれやで。あの一番ちっちゃいの、あれが、つ・・つね・・」
「都祢那賀様やがな」
「へえ、その横の、一まわり大きい子供とちゃうんかい」
「おお、あんな【あいつ】も、えらいしゃんとした面してるがな」
「いや、あのこんまい【小さい】のが馬に乗ってな、惣領はんを叩きのめしたらしでぇ」
「やかましい。見世物ではないわ」
 洞穴の奥から都祢那賀の、甲高い大声が響いた。
「おお、ものを云うたで」
「小猿みたいな声やのう」
 それにつられて、どっと沸いた。皆、よけいに喜んでいるのだった。これには覇津華雅、さすがに業肚(ごうはら)だったらしい。
のっそりと穴からはい出し・・
「今しがた、若様を小猿なんぞと呼ばわった阿呆(あほう)はどいつじゃ。前に出いや、雑言できぬよう顎を砕いてやる」
 と、その眼を剥いて大喝している。
これには皆閉口し、やっと山の朝の静寂が戻った。

 ただし、もともと山奥の在所者どもである。
長老の差配によって村の女達が猪の臓汁と山芋で整えた朝餉を、都祢那賀を東方に座らせて、覇津華雅と殊里が南方に並んで座し、談笑の内に喫している間中、周りを取り囲むようにして見物していた。ちなみに、東方、南方、ともに神座場の方位なのである。
「いかがでござります、若様。臓汁などは、生来の初物でござりましょう」
 邪馬台国にて高貴な者達は、菜食であった。
これは、どうやら、卑弥呼(ひみこ)の影響によるものらしい。
殊里は境遇に恵まれたためか、はたまた貧しかったゆえか、幼い頃より菜物しか口にしていない。臓汁が、よほど臭かったのであろう。今にも泣きそうな顔つきで息をつめ、必死の思いで飲み下そうとしていたが、都祢那賀は上機嫌で・・
「うまい」
 と云い、さも嬉しげに、二椀も食った・・。

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 09:30 | Comment(0) | 連載長編小説 当ブログ用

2008年11月29日

小林一茶の歩いた道を踏みしめよう眼鏡マジかよミステリーツアー失恋

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じつは本日は、どんよりとした空から…ときおり小雨がパラパラ…また時々は分厚い雲の切れ間から薄日のさす…やや風の強い道程です失恋

こんな日に…マジかよ〜失恋と心のなかで叫びつつ失恋向かい風と小雨に立ち向かいおります眼鏡

ようやく、所縁のお寺さんに到着し…そこに建立されております句碑などを見学して…やっと客殿にあげていただき…副住職さんのお話、また今日の講師の方のお話を拝聴しながら…晴れ
こうして書き込みしている次第です眼鏡
歩いたせいでしょう…大変に空腹感を覚えております失恋はやく昼飯を食いたいexclamation×2という強い思いには…いくら大事な話も耳に入りませんね失恋

まさに人体のミステリーを体感できるツアーです失恋
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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 11:40 | Comment(0) | 旅の宿から・・

人間は晴れ歩く速度で生かされている揺れるハート

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今日は朝から…小林一茶に所縁のお寺さんや句碑などを…最寄り駅から徒歩で巡っております晴れ

普段から圧倒的運動不足の僕ですので、歩く揺れるハートということが晴れよけい新鮮に感じられるらしく…とても快適な気持ちです黒ハート

ちょうど自分の鼓動に合わせて歩みをすすめますと揺れるハート目に映っては過ぎてゆく周りの風景も揺れるハートちょうど鼓動に合わせて流れてゆく揺れるハートという当たり前なことにあらためて気付き、本当に楽しく嬉しい気分です晴れ

また、面白いことに出会ったなら、こうして書き込みたい…と揺れるハートこれは、まさに歩きながら書いております晴れ

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 10:26 | Comment(0) | 旅の宿から・・

弥生時代にも狩猟民族はいたんだぜ!!えっ?!本当なの?!これを読めば分かるよ!!

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愛媛国縁起

遠海(えんかい)
     二
「これなるは、わしの御大将様におわします都祢那賀(つねなが)様じゃ」
 覇津華雅(はつかが)は、ひときわ野太い大声で紹介した。
その声は、山間に四度ばかりこだました。
殊里(しゅり)は、すでに下馬してひかえている。
こうした何気ない所作も、殊里の聡いところであったろう。
村人達は皆、馬上凛々たる都祢那賀を自然と仰ぎ見るかっこうになっていた。

「われ【覇津華雅】の大将なら、わしも立てたろやないけ」
 と、蛙毘寄(あびき)が、眼を据えて云う。
すると皆、うずうずと身体を動かし、都祢那賀に向かって地べたに平伏した。彼らは、この山に太古から棲み続ける者達である。
そこへ、西から大軍を率いてやってきた嘉汰耶(かたや)が、いわば勝手に山麓を荒し回り、彼ら先住民の聞いた事もない国を興して女王をたて、ぬけぬけと・・
「さあ、拝め。拝まねば攻め殺すぞ」
 などとぬかしやがってけつかる・・。
「ここは先祖代々、わしらの土地ぞ。くるならこいや」
 というのが、彼らの本音であった。

 しかし、覇津華雅だけは別格であるらしい。
その別格が仕えている者なら、やはり別格なのであろう。
それにしても地べたに額を擦りつけてまでの平伏とは、どうしたものか。太古よりの営みに頑なな者達ならではの、けなげなまでの純朴、とでも解すしかあるまい・・。

 ただ、そんな村人達の最も後ろで、突っ立ったままでがっしりと腕組みし、咬みつけば骨まで砕きそうなほどに歯をくいしばって、馬上の都祢那賀を睨み上げる男がいた。
よく張っていかにも強靭そうな顎がさらに骨張り、ぎょろりと剥いた目が血走っている。それに気付いた都祢那賀は、つと手綱を引いて馬の前脚を高々と上げて輪乗りし、平伏した人垣の隙間を縫うように三度ばかりで飛び越え、男の背後にまわり込んでは戛戛(かっかっ)と足踏みしたのである。

覇津華雅と長老が同時に
「あっ」
 と叫び、男が腰の短刀の柄に手をかけた時、都祢那賀は
「きゃっ」
 と甲高く笑った。男が思わず、えっ、と云うような顔をした次の瞬間、都祢那賀は破顔したまま・・
「納豆などは、馬ほどに食らうのか」
 と、男に問うた。
「えっ」
 つい、声に出た。頑強の者とて、こうした不意の問いには面食らうであろう。
「うぬ、阿呆か」
 これは、日頃の都祢那賀の口癖である。
彼の言葉は、たいていが唐突であり、しかも短い。その意味を察せられぬ者が、彼には阿呆にしか見えないものらしい。

 しかし、である。そう云われた男も、気むつかしいのが態度に出ているし、ましてや馬上でえらそうなのは、まだまだ年端もゆかぬ子供ではないか、なぶられてたまるかよ・・。
「なんやとぉ。わりゃあ、誰にもの云うとるんじゃい」
「遠海、やめいや」
 蛙毘寄が、この険悪きわまる空気の仲裁に入ろうとした。
「すっこんどれ、親父」
 と怒号した男の名を遠海、どうやら蛙毘寄の息子らしい。
遠海は、眼前の馬に飛びつくようにして、都祢那賀の手から手綱を奪おうとした。都祢那賀は素早く輪乗りして避け、笑顔をくずさず「変わった名だな」
 と、云うのである。
高貴の家に生まれた都祢那賀にすれば、これは、あるいは平常の物腰だったのかも知れぬ。が、村の長老の実子とはいえ土着猟師の家に生まれ育った遠海は、この時すでに二十歳。もはや、なぶっているとしか思えまい。
はたして遠海は、顔面血膨れるほどに激怒した。
「おんどりゃあ、何様のつもりじゃい。口のきき方、その身体に教えたらあ」
 ついに短刀を抜き放った。青銅の両刃直剣で、ただ、剣先が欠損しているのが哀しい。
「けけっ」
 都祢那賀は妙な笑い声を発し、遠海の真正面に馬を寄せたと思いきや、突然に、その生まれつきに甲高い怒声を張り上げたものである。
「しょせんは猟師の性根か」
「なっ・・なんやとお」
「皆が平伏した中でただ一人、俺を睨み上げておったろうが。少しは気骨のある者かと思うたに、手にした剣そのままの性根とは、笑止の上にも肚が立つわ。蹴飛ばしてやる」

(ほうほう。これはどうして、なかなかの喧嘩上手じゃわい。子供戦とはいえ、さすがは常勝大将様じゃのう。)
これは覇津華雅、胸中にての感嘆であろう。
「おう。こいや」
 遠海が叫び、都祢那賀が手綱をさばいて高々と、馬の前脚をあげた時で ある。その間に飛び込んだ覇津華雅は無言、拳を固めるや遠海を殴り飛ばしたのだった。
遠海は五尺ほども宙を飛び、背中から落ちて、暫時、息ができないほどであった、という。
「遠海、ぬしゃあ御父上の口上を聞かいでか。いったい誰に向かいての雑言と思うてか」
 戦場にて百戦錬磨の大将帥の怒号一喝であった。
さすがの遠海も、荒肝を潰したらしい。

都祢那賀と殊里も
「あれには金玉が縮んだな」
「御意」
 などと、後にひそめき合っている。

 しかし、この場の都祢那賀は違った。地べたにのびた遠海の側に馬を進め、真顔で睨み据えながら「答えよ」と云うのである。
遠海は顔をしかめたまま、呻く事もままならない。
すると、そこへ殊里が駆け寄った。
「遠海殿、まずは息を入れなされ」
 と云いつつひざまづき、自らの腰の竹筒を取って栓を抜き、遠海の頭を抱え起こしながら・・
「水です」
 と微笑した。
遠海は少しむせながら、それでも一口二口、己の口内に滲む血とともに飲み下した。これで、この喧嘩は、ついに遠海の完敗であったろう。
「若様の先だっての問いは、遠海殿の立派な体格を誉めたものです。何を食せば、かようにがっちりとした身体ができるのか、と問うたのです」
「ほう」
 覇津華雅は、殊里にも驚いた。
「殊里よ、若様の胸中が読めるかや」
「読めませぬ。が、言葉に発していただけば些かながら、それを察する事はできまする」
「・・・・山獣の肉じゃわい」
 遠海は、やっと、ぽつりと呟いた。

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 07:59 | Comment(0) | 連載長編小説 当ブログ用

酔狂庵特別バーゲンセールオークション揺れるハートついに解禁exclamation×2

2008112901320000.jpg
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日頃より、当ブログをご愛顧たまわりおります皆様の熱い御要望を晴れ先取り揺れるハート
ついに菅靖匡の許可をとりつけ晴れ菅靖匡が実際に使用あるいは愛用したアイテムのなかから厳選いたしましたグッズの黒ハートスペシャルバーゲンオークションが晴れついに開幕です揺れるハート

菅靖匡が一時的にも愛用したガラクタに揺れるハートなんと直筆サインキスマーク使用証明カードキスマークさらに菅靖匡が実際に出演したライヴハウス特製オリジナルステッカーを、なんと三枚もお付けいたします黒ハート

晴れ参加ルール晴れ
菅靖匡はもとより、当ブログは、このオークションにおける、いかなる不平不満およびトラブル一切につき、全く、その責任を負いませんexclamation×2

したがって、万が一にも発生しましたそれらについては、参加者の自己責任として自己解決…すなわち、泣き寝入りして下さい失恋

以上に同意された方のみexclamation×2以下のルールにしたがってご参加下さい晴れ

1:どうしても欲しい揺れるハート
熱望される成人に限り
ますキスマーク
【未成年の方で、どうしてもあきらめられない方は、まず、保護者のしっかりとした同意のもと、必ず保護者同伴にてご参加下さい】
2:何がどうでも、永久かつ 絶対に泣き寝入りして揺れるハート あの世からも化けて出る こともしないぞexclamation×2
という方のみ、このカテゴリに、その揺るがぬご決心と仮名を書き込み…あとは、当ブログ内にありますメールにて晴れ当ブログの担当者との対応して下さいキスマーク

晴れ第一弾は揺れるハート昨夜【平成二十年11月28日】に菅靖匡が実際に飲み干したジンの空き瓶です黒ハート

お部屋のインテリアとして飾るもよし揺れるハート
菅靖匡だと想い込んでは抱きしめて寝るもよし揺れるハート
いつでも菅靖匡と一緒と想い込んではペンダントにして首にぶら下げたり揺れるハート
もちろん思いきってイヤリングにしてもよし揺れるハート
これをアクセサリーにして身に付けたなら、きっと目立つこと間違いなしexclamation×2

もう使い方は、ゲットした貴方の工夫しだいで無限に広がりますよ〜晴れ

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 07:42 | Comment(0) | 酔狂庵失恋ガラクタオークション揺れるハート

2008年11月28日

邪馬台国近隣の風景・・当時の狩猟民たちの暮らしぶりに教えてもらおう!!

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愛媛国縁起


遠海(えんかい)
     一
 屋敷の内のうっそうとした森の木々のいずこかで寒蝉【かんのせみ=初秋の蝉】が鳴いている。
「お山は、そろそろ紅葉がきれいな季節じゃ。獲物も、たんとおりまするぞ」
 幼い都祢那賀(つねなが)に向かって嬉しげに云う覇津華雅(はつかが)に、かたわらの殊里(しゅり)が問うている。
「親父殿、狩猟(かりくら)となれば、いかなる備えをすればよろしいのですか」
「これとゆうては何もいらぬ。明朝、そうじゃのう、夜明け前には出仕せよ」

翌朝、三騎の馬が連なって朝日を背にうけつつ、水田を仕切る狭い畦道(あぜみち)を駆け抜けていった。
この三騎が、ひたすらに目指すは葛城山である。
畿内には低くなだらかな山が多い。広大な平野の遥か四方を低山に囲まれているあたり、ゆるやかに巨大な盆地にも見える。
そんな風景の中に在って葛城山は峻険と云っていい山で、現在【天平時代】に云う竹之内街道の祖道が、難波ノ津まで抜けており、この道以外に大軍勢での行軍はできまい。

 したがって邪馬台国隆盛当時には、都である明日香野防衛上における西の要所、ようは天然の巨岩防壁とも云っていいものであった。また、この辺りの山には、太古よりの伝統をかたくなに守って棲み続ける狩猟民がいる・・。
 あるいは、険しい山深くに暮らす者達にとって、時代の移り変わりなどは何の影響力も持てないのかも知れない。この山岳民族が厳守する伝統の一つには、家を建てない。
山の急斜面に洞穴を掘って住屋としているのである。
農耕が盛んになってなお、狩猟と採集生活を捨てていないし、彼らにとっては下界の戦乱など余所事であり、はたして邪馬台国の権威なども知らぬこと、及ばずにいるのであろう。
ただし、狩猟を好む覇津華雅にとっては旧知の者達であり、都祢那賀と殊里をともなって向かう先は彼らの村であった。

 本道は、馬二頭立ての駕篭車(かごぐるま)が、すれ違えるほどに広い。が、山奥の村にゆくには峠の手前で脇道に入り、昼でも暗い巨杉の原始林を縫うように走ってから、さらに険しい山道を進むのである。その山道もついに途切れ、いわゆる獣道を迷わずに行ければ最初の村に到達できる。彼らは団結してはいるが集落を好まず、この山脈に点在して暮らしているのだった。
 狩猟する動物や、採集する木ノ実や山菜などが絶えるのを防ぐ祖先の智恵であるらしい。
 覇津華雅達は馬を降りずに幾つかの村を駆け抜け、ようよう日暮れ近くに、やっと首長である老人が暮らす洞窟村に入った・・、と奇古書にはある。移動にほぼ一日を要したのは、険しい山道に慣れぬ都祢那賀と殊里のせいであろう・・。
「わりゃあ、久しぶりやな」
 低く、しわがれた声で出迎えたのは長老の蛙毘寄(あびき)であった。
「おう。うぬも生きておったかや」
 覇津華雅は破顔一笑、さっ、と素早く馬から飛び降りた。
周囲には村人達が、ぞろぞろと集まっている。
みな、覇津華雅の来訪が嬉しいらしく、親しげな笑顔を満面に浮かべていた。
この山岳の村人達、まず、頭が大きい。ろくに洗っていないであろう髪は女でもぼさぼさで、男どもは髭面、その日焼けして垢じみた顔は脂ぎっており、よく張った顎がいかにも頑強そうである。分厚い唇からこぼれる歯は、獣の牙のような純白であった。
「泥を素手でこね上げただけの、しかも焼きそこねた笑み土面(どめん)のような面構(つらがまえ)でした」
 とは後日、屋敷に帰ってから宵襠(よいまち)に語って聞かせた、都祢那賀の言ノ葉である。
 宮中などで当たり前に見かける人形【ひとかた=現在でいう埴輪(はにわ)の原型】とは違う、と云っているのである。
「手足は丸太のようで、毛だらけで、着ている衣(ころも)と変わらない」
 とも云っている。宵襠は床をたたいて笑いころげたが、まあ、このあたりは後の話・・。
 まさに今、都祢那賀は馬上、しゃんと胸を張り、何やら怒ったようにぷっと頬を膨らませ、熊毛皮をまとった山奥の村人達を見おろしているのである・・。

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 10:12 | Comment(0) | 連載長編小説 当ブログ用

新幹線とか飛行機とか、公共の乗り物には危険物の持ち込み厳禁exclamation×2

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一年のうちに、ラッシュと云われます時期なら、グリーンなどの指定席が有り難いですけど…まあ、普通の日々には自由席で充分です…そんな僕なんです晴れ

さあ、どちらにせよ席について、手荷物【帰りのお土産を考慮するわけじゃあないけどね…行きは、できるだけ最小限にしてます】も…棚もしくは足元に落ち着けまして、いよいよ出発しますと…僕は、窓から眺める景色より、乗り合わせた人々を眺めるのが楽しい時が、じつは少なくありません眼鏡

むろん眺めるのは真正面と左右90度…あと、せいぜい不自然でないくらいに首をひねって見える範囲ですが…座席から死角におられます方々は音声だけ…眼鏡

その良し悪しは問わずして、よほど気になる人々が真後ろにいるなら…たとえばトンネル通過のさい眼鏡窓に映る姿を盗み見たりもしますし…そういう方々が席をたって移動する時に…男性なら(どんなヤツやろ眼鏡)とか、女性なら別嬪さんか可愛いか、プロポーションはどやねん…などと、できるだけ気づかれないように眼鏡観察する努力を惜しまない僕でもあります揺れるハート

ただし…声だけで、あきらかに豪傑であろうことが察せられます昔の娘さんなどは、ふと寝たフリもできる僕なんです晴れ

そういうふうに周辺を眺める僕の余裕のカギを握っているのは…すぐ前後左右に隣り合わせた…失恋
爆発物はもとより、弓とか槍とか刀、ナイフや鉄砲、ガソリンや灯油やシンナー、また硫酸やら塩酸はじめ劇薬とか毒物など、それに毒蛇とサソリとか毒蜘蛛などなど、それに何かしら罪を犯した逃亡者、または生命をマトにかけられて焦っている人、大変な偉いさんの妻や娘とカケオチしてる小心者、もしくは事業とか博打に失敗して自暴自棄になった方々、とくに大した理由など無いけど…とりあえず誰でもいいから他人を殺傷したい人、絶対に禁酒しなくちゃいけないくせに飲んだくれてる酒乱の方、薬物の禁断症状にさいなまれている人…もしくは逮捕されても精神鑑定で無罪になるような人など…失恋

願いましては、できるだけ乗り合わせたくない僕なんです眼鏡あと、あからさまに常識や公衆マナーをわきまえていないことを得意とする人、そんな自覚さえ無い…どちらにせよ粗暴な人失恋
なぜか興奮状態のボクサーはじめ格闘家の方とも…出来る限りご一緒したくはない、そんな僕でもあります晴れ

あと、やたら僕好みの女性…黒ハート一時的にはラッキーなんですが…ことに近年には、チカンに間違われたら大ごとですし失恋思いもよらずセクハラやとか騒がれたら大変ですし失恋あるいは盗撮容疑者なんかにされた日にゃあ…などなど、ついマイナス思考が先にたつようになった自分に気がついて失恋…これで青春も終わりかなカラオケと頭のなかで歌ったりもする僕なんです揺れるハート

だからこそ晴れ貴方のほうから…「あのう…もしかして…のぉの助さんexclamation&question」とかって声をかけていただけますほどの有名人に…どうぞ、このブログに遊びに来て下さった晴れあなた晴れのお力をexclamation×2僕に下さいね揺れるハート
そのご助力キスマーク御助勢の形は問いませんし揺れるハート随時、受け入れ態勢を整えておりますから…どうぞ、ご遠慮なさらず、お気軽に晴れ

まあ、それはさておきまして…先にも列記したような機内あるいは車内に持ち込み禁止に加えて…メッチャ臭いモノも失恋どうぞ明記と明言を、各航空および交通各社にお願い申し上げたい僕なんですexclamation×2

先だって…窓際の指定席でくつろいでおりますと…隣りに乗り込んできたオバサンは…昔に流行った刑事コロンボみたいなかっこうです失恋それだけでも充分にガッカリなのに…失恋

手提げの紙袋を座席のテーブルにのせた途端失恋なにやら強烈な異臭が漂い…走り出すと…オバサンは、ガサゴソと紙袋の中を手探り、取り出したのは…

まるで異常なくらいニンニクの臭いを発散する大ぶりの肉饅頭…それにかぶり付きますと…さらに強烈なニンニク臭が撒き散らされ…それを続けざまに二つも…しかも、よく味わうように時間をかけて食いやがりました失恋

前の座席に座っていた人は二人とも、ちょっと振り替える仕草して…席を離れたし…ふと目の合った通路の向こう側の人は眼鏡伸ばした人差し指で自らの鼻孔を塞ぐようにして苦笑いしました眼鏡

僕は、できるだけ迷惑そうに顔をそむけたり、尻までずらして身体ごと背けてみたりもしましたが、隣り合わせた肉饅頭オバサンは失恋まるで気になさらず…

しかも、おもむろに二つめの食べかけをテーブルに置くと、立ち上がって暫く戻らず…ようやく戻ってきたから、チラッと睨み上げてやったら、マジで分厚い眼鏡と顔半分を隠すマスクをしていたため、僕は慌てて窓のほうをみたりしました失恋

オバサンは気にしないまま…テーブルに手を伸ばし…(頼むから、はよ食うてしまえexclamation×2)と願う僕の気持ちを見すかしてはあざ笑うかのように…ガサゴソと紙袋から本を取り出して読み始めやがったのです失恋

チラッと横目で見ると…それは…いわゆる脳トレのパズルらしく…オバサンは赤のボールペンまで取り出して、ウネウネと本に書き込み…ふと思い出すようにして肉饅頭を一口食らい、また本に書き込み…また一口食らい…また本に書き込み…失恋

「コラexclamation×2オバハンexclamation×2たいがいにしとけよexclamation×2なんぼ温厚なワイかて、いつまででも笑うとらへんぞexclamation×2オオッexclamation×2

と…何度も頭のなかで繰り返しながら、あとはひたすら、一秒でも早く、どちらかの目的地に到着しますように…と祈りつづけたことでした失恋

いつの日にか、僕が日本内閣総理大臣になったあかつきには…晴れ
いくら食料とはいえ、あきらかに異臭のするものは、やはり持ち込み禁止に指定することを公約いたしますexclamation×2

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 07:52 | Comment(0) | 旅の宿から・・