2010年04月30日

五月二日、三日、四日と石鎚山真言宗総本山極楽寺にて大法要が厳修されます。今年のゴールデンウィークには、神仏への参拝三昧で、どうですか?!

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート

愛媛国縁起


おもしろきことも無き世をおもしろく・・


『愛媛国縁起』
【乃麻埜(のおの) 『媛国攻陣始末記』を物語りて・・・】

 摩伽陀(まがだ)人は、どこで身につけたのか、倭国語を充分に聞き分け、上手く喋った。
「摩伽陀とは聞かぬ国だが・・吾どもとは何ぞ。他にも仲間がいるのか」
「御意」
 店番は座ったまま、大路の行く手を指差した。そこに人だかりができている。
「邪馬台国は神の国です。摩伽陀も神の国・・吾どもは、この国が好きです」
「神の国か・・ならば、うぬらの国にも巫女がいるのか」
「・・みこ、とは」
「神に祈る女だ。これは、その巫女の女王だぞ」
「おぉ、みこ・・美しい」
「うむ」
 都祢那賀(つねなが)は、いかい上機嫌である。
「都祢那賀様、妾(わらわ)は女王ではありませぬ。それこそ、お婆様や母様に叱られますぞ」
「よいではないか。もうすぐの話だ」
「王様」
 那薙(なち)に、そう云うからには都祢那賀自身も、王様などと呼ばわれて平気である。
「うむ」
 さも、満足げに応えてやった。
「摩伽陀では男が神に祈ります。神の力を思うように使います」
「ますます面白いな」
「あっちで神の力を見せてます・・どうぞ見て下さいませ」
「うむ、行ってみよう」
 と、都祢那賀は那薙を誘った。そして、店番を振り返り
「後で買ってやる。自慢の品々を出しておけ」
 と微笑んでやり、店番は大仰な仕草で地面にひれ伏した。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート

posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 06:11 | Comment(0) | 邪馬台国物語

2010年04月29日

昨日は現地取材とて、近所の高峠へ登りました。途中の山道にて、ついに初蛇を見てしまいました。ダメです、蛇はダメなんです。また秋まで、草むらや山道ではビビりまくりの季節です。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート

愛媛国縁起


おもしろきことも無き世をおもしろく・・


『愛媛国縁起』
【乃麻埜(のおの) 『媛国攻陣始末記』を物語りて・・・】

 耳飾りや髪飾りや首飾りや腕輪など、女性の装飾品が美しく並べられている店で、綺麗な貝や宝石を細工した品々ばかりでなく、金や銀で作られた珍しい形の飾物が、陽光にまぶしく輝いている。
「ほう、綺麗な物だ。渡来物だな」
「御意」
 と答えた店番は、陽に焼けすぎたような褐色の肌を蜜柑色の布で纏い、いわゆる 倭人とは違って彫りの深い顔立ちで、地面に座ったまま都祢那賀(つねなが)達を見上げる大きな眼が、いかにも賢そうな深い葡萄色に透き通って光っている。

 どうやら都祢那賀は、店先の品物よりも人間に興味を持ったようである。
「赤銅の肌とは珍しいのう。どこから来た」
「はい。吾どもは、西の海の向こう、摩伽陀国(まがだのくに)から来ました。肌は褐色なれど心などは黒(きたな)くなし」
「ほう。事戯(ことそばえ)の達者だな」
 摩伽陀とは古代天竺(てんじく)に実在した国で、例えば鬼子母神(きしぼじん=天竺では訶栗低=はりてぃー、という女神)の故郷である。

【事戯とは、戯れてふざける事、というほどの意である。】

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート



posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 06:58 | Comment(4) | 邪馬台国物語

2010年04月28日

昨夜は、僕が一生涯に大切な人々が、心の底から歓喜の宴を催して下さいました。お祭り庄助のおやっさん、おかみさん、極楽寺の管長猊下御夫妻と院代さん御夫妻、そして花山モータース社長、植木フルーツ店主さん、皆さん、有り難うございます!!合掌

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート

愛媛国縁起


おもしろきことも無き世をおもしろく・・


『愛媛国縁起』
【乃麻埜(のおの) 『媛国攻陣始末記』を物語りて・・・】

 大蒜(にんにく)をすり潰した味噌垂物に浸け込んだ肉を焼く煙が、風に乗って香ばしく漂っていた。
「・・と申されますと」
 那薙(なち)は、ちょっと怪訝そうに都祢那賀(つねなが)を見上げた。
「神を攻めれば、罰(ばち)があたるわ」
「まあ」
 那薙は思わず立ち止まり
「お心にもないお戯れを」
 と、頬を膨らませた。
都祢那賀は、邪馬台国の後継でありながら、日頃から信心が薄い。
巫女である那薙にすれば、愚弄されたと思ったのである。

 が、都祢那賀は頓着せず、肩をゆすって笑いながら、大路の真ん中を歩いてゆく。那薙は小走りに後を追った。
「都祢那賀様、ええお日よりでございますなぁ」
「鴨の胡麻油炒りなど、味見して下され」
「あら嬉しや。今日は、姫様もご一緒じゃ」
 行き交う村人が口々に叫んでは道をあけ、通り過ぎる都祢那賀達に深々と頭を下げる。
「うむ」
 と、都祢那賀は軽く手をあげて応えてやり、通りかかった小物屋の前でふと足を止めた。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート


posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 07:10 | Comment(2) | 邪馬台国物語

2010年04月27日

音楽がらみで古くからお世話になっている、しかも剣道の達人から、道着と袴をゆずっていただきます。適度な運動には、昔取った杵柄とて、素振りをしようと思っています。まずは格好から・・、これが僕のやり方なので。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート

愛媛国縁起


おもしろきことも無き世をおもしろく・・


『愛媛国縁起』
【乃麻埜(のおの) 『媛国攻陣始末記』を物語りて・・・】

 市(いち)の商人(あきゅうど)達や行き交う民衆は、都祢那賀(つねなが)が来るのがよほど嬉しいらしく、彼を見つけては雀踊りして迎え、中には彼の後ろを従者よろしく、ぞろぞろとついて歩く者達もいた。
 都祢那賀は、気に入った棚を見つけると立ち止まり、店番をしている者に声をかけてやる。
すると、たちまちの内に人だかりができて、その店の品物は飛ぶように売れた、というから、やはり大した人気であったのだろう。

 やがて、兵馬も充分に休養して志気を盛り返し、都祢那賀も次の戦の軍慮を練り上げたある日、この若者は鵯(ひよどり)の市の見納めのつもりか、珍しく那薙(なち)を連れて出かけた。
「那薙、此度の戦は、ちと長くなる」
「さては、いよいよ、媛国の神攻めでございますね」
「ほう。巫女のそなたが、神攻めなどを思うか。また、お婆様が怒るぞ」
 都祢那賀は、那薙と並んで大路をゆっくりと歩きながら、上機嫌で笑った。その後ろには相変わらず市の従者達が、これは、さすがに少し遠慮がちに離れてついてくる。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート


posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 06:24 | Comment(0) | 邪馬台国物語

2010年04月26日

たまに、激しい頭痛に悩まされます。寝ていても、たまらず目が覚めてしまうほどで、そんな時には、死んだほうがマシだ・・、などと想ってしまうくらいです。したがって頭痛薬の常備は必要不可欠、いつも手の届くところに保っています。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート

愛媛国縁起


おもしろきことも無き世をおもしろく・・


『愛媛国縁起』
【乃麻埜(のおの) 『媛国攻陣始末記』を物語りて・・・】

 都祢那賀(つねなが)は、その軍団に対しては絶対的独裁者であるが、民衆に対しては非常に優しく接した、という。
 この若者は生来、人の賑わうのが好きなたちであり、鵯(ひよどり)の市(いち)にもよく一人で、ぶらり、足を運んだらしい。

 市はほぼ南北に大通りが貫いていて、その両脇には、粗末な木枠に藁葺きの棚【たな=露店】が立ち並んでいる。
米や稗(ひえ)、粟(あわ)、黍(きび)、玉蜀黍(とうもろこし)、豆など穀物を大小の桝(ます)で量売(はかりう)りする店は国【邪馬台国=やまたいこく】の直営であったが、それらを仕入れて干飯(ほしい)や餅【もち=草餅・粟餅・茶餅に粽などもある】にした物を商うのは、民の裁量である。
 他に山菜や果実類を並べた店、魚介や海藻、鶉(うずら)・雉(きじ)・鴨(かも)・雀(すずめ)などの鳥肉屋に猪・鹿・狸・兎など獣肉を扱う店を巡れば、川獺(かわうそ)や猿や熊の肉まで買えた。
 これら生ものを商う店の他、塩漬けや薫製にした物を売る店、削物と呼ばれる干物類を並べた店、また、それらを焼いたり煮炊きして売る店などの他、土器や笊や籠、衣料品、薬草薬餌、異国からは香辛料や衣糧などが運ばれている。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート



posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 06:56 | Comment(0) | 邪馬台国物語

2010年04月25日

西条地方、昨日よりも快晴です。ふと、キャンプなどしたくなりますねえ。そとで使う弁当なら、コンビニのそれでも格別の味わいってものです。まこと、陽光というものは有り難いものですね。合掌

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート

愛媛国縁起


おもしろきことも無き世をおもしろく・・


『愛媛国縁起』
【乃麻埜(のおの) 『媛国攻陣始末記』を物語りて・・・】

「まだ好んで飲んでおるのか、生娘の血を」
「・・初潮のそれは格別とか。この須磨より送られた俘虜の女子を殊更にお喜びでした」
「鬼道とは、面倒なものだな。到底好きにはなれぬ」
「・・されど」
「んっ」
「その威は、はかり知れませぬ」
「我らが国とて夢幻やも知れぬものを・・所詮、長くは続かぬわ」
「国の事などは・・親魏倭王の金印のある限り安泰とか」
「金印だと」
 都祢那賀(つねなが)は呆れたような口調で
「そなたも正気で思うておるのか?たかが印一つで国が保てると。他国がなびくと」
「それほど愚かではありませぬ。さりとて・・」
「何だ」
「鬼道が廃るとは思えませぬ」
「そなたが、卑弥呼(ひみこ)の血をひく巫女なれば」
 都祢那賀は那薙(なち)の腹に手を滑らせ、あわあわとした恥毛をまさぐり
「その心持ちも分からぬではない。だが」
 と、二本の指で那薙の濡れた内壁をかき回した。
「卑弥呼も死ぬ」
「もっ・・もう堪忍・・して」
 また、那薙が切なげに鳴き始めた。
「急がねばならぬ。急がねば」
「あっあっ」
 やがて、蜜蝋の灯が燃え尽きた・・。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート
posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 06:52 | Comment(0) | 邪馬台国物語

2010年04月24日

たしかに、見事なリサイクルではありました。が、受け取る人のことを想うと・・、失礼な気もしますし・・、僕自身も、正直、少し恥ずかしいような気がしたものです。受け取った方々、どうぞ御容赦くださいませ。つづく

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート

愛媛国縁起


おもしろきことも無き世をおもしろく・・


『愛媛国縁起』
【乃麻埜(のおの) 『媛国攻陣始末記』を物語りて・・・】

 そして都祢那賀(つねなが)は、さも旨そうに盃を干しつつ、やっと彼女の名を呼んだ。
「那薙(なち)」
「・・はい」
 まだ、恍惚に酔っているらしい。
「お婆様は、どうだった」
「どう・・・と申されますと」
「息災におわしたか」
「・・はい」
「うむ」
 彼は高々と盃を傾け、ことっ、と床に置いて酒壷を取り、なみなみと注いだ。酒は濁酒であり、白濁としている。

「都祢那賀様には、よしなに・・と」
 夜具に寝そべり、舌がもつれるような口調で応える那薙を見おろしながら、都祢那賀は炒豆を一つ摘んで口に放り込み、勢いよく噛み砕いてから盃を取り、酒を暫く眺めて何やら思案していたが、やがて眉を寄せて眼を細め、口許に運んだ。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート


posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 06:45 | Comment(0) | 邪馬台国物語

2010年04月23日

近所で老舗の雑貨屋さんは、大手宅配の取次もしています。急ぎの重要書類をビジネスパックで頼んだら、パッケージが無く、うどん玉の空箱で代用。うーん、素晴らしい臨機応変。だけど、しかし・・。つづく

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート

愛媛国縁起


おもしろきことも無き世をおもしろく・・


『愛媛国縁起』
【乃麻埜(のおの) 『媛国攻陣始末記』を物語りて・・・】

「あぁ」
 那薙(なち)は小さな声を上げ、都祢那賀(つねなが)の手の動きに合わせて、切なげに腰をくねらせた。
「醜悪にして」
 と、時に言ノ葉を区切るのも、都祢那賀が語り癖の一つである。
言ノ葉を区切りつつ、親指の腹で、その部分を撫で上げ
「何と美しいものよ。まこと」
「あっ」
「神が、人を創りたもうたのであれば、これこそが証だ」
「さっ・・・様ぁ」
「まだ欲しいか」
 都祢那賀は、那薙の秘所を優しくまさぐることを止めない。
「あっあっ」
「なるほど、ここから人の生命の一露が入り、やがて人として生まれ出てくる。人をして人たらしめる場所としては・・」
「あぁっあっあっ」
「出来すぎておる。まさに森羅万象に通ずる理だな。神とは抜目のないものらしい」
 都祢那賀は、片手に灯を持ったままで那薙の体内に突き入り、彼女の白い腹の上で、ゆっくりと素焼皿を傾けた。皿の縁からたらたらと滴るのは蜜蝋(みつろう)である。
 那薙が喘ぎ、都祢那賀は、よく締まるわ、と笑った。
那薙にのしかかるようにして素焼皿を夜具の外の板間に戻し、二人は激しく動き、那薙は何度か気を失いかけたらしく、やがて互いに昇りつめて離れた。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート

posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 06:56 | Comment(0) | 邪馬台国物語

2010年04月22日

久しぶりに、お寺の手伝いをさせていただきました。大きな本坊の濡縁を拭きあげるだけで大仕事・・、今朝は、さっそく身体中が痛いです。やはり運動不足は、おそろしい・・。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート

愛媛国縁起


おもしろきことも無き世をおもしろく・・


『愛媛国縁起』
【乃麻埜(のおの) 『媛国攻陣始末記』を物語りて・・・】

 都祢那賀(つねなが)は、伽(とぎ)の相手を在所の女に求めず、都から那薙(なち)を呼び寄せて過ごしていた。
 今宵も淫靡の限りを尽くし、乱れた夜具の上に寝そべったまま腕を伸ばし、一穂の灯がくゆる素焼皿を引き寄せた。
それを手に取って身体を起こし、夜具の上に胡座をかいて、灯をかざせば、微熱を帯びて淡い桃色に染まった滑らかな曲線が・・、那薙の裸体が横たわっている。

 彼女は、ぽってりと濡れた唇と、長いまつげに縁取られた目を半ば開き、酔っているような顔である。
都祢那賀は身体を移し、虚脱したように伸びた那薙の脚を割って座り直した。那薙は恍惚として、仰向けにされた蛙のように、自ら膝を曲げて白い股を開いた。
 その真白く細い脚の付根は柔らかく盛り上がり、淡い恥毛がけむっている。熟して剥けた果実にも似た陰部が灯に照らされ、ぼってりと潤って、赤い。
 都祢那賀はそれを手のひらで揉み潰すようにしながら、最も敏感な部分を指先で摘んだ。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート
posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 06:15 | Comment(0) | 邪馬台国物語

2010年04月21日

アウトドアというより、ようは昔の生活を疑似体験してみたい、という想いです。もしも・・、やるぞ、となれば、いっそ精神修養をも励んでみたい・・、とも思いおります。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート

愛媛国縁起


おもしろきことも無き世をおもしろく・・


『愛媛国縁起』
【乃麻埜(のおの) 『媛国攻陣始末記』を物語りて・・・】

 須磨の鵯に陣屋を構えた都祢那賀(つねなが)は郷主ではなく、あくまでも西方面攻略軍団の大将軍である。
今は兵馬を休めつつ、次の作戦を練り上げているに過ぎない。

(ちなみに郷上は汰伽野洲(たかやす)といい、都祢那賀の叔父にあたる人物で、この時期は昼夜を問わず道路工事に忙殺されていた。邪馬台国の都ともいうべき明日香野から葛城山麓を抜けて難波ノ津へ繋がる道へと、須磨からも延長せねばならないのである。こうした工事には生口{せいこう=奴婢=ぬひ、とも呼ばれた奴隷}が従事させられたという。また、鵯村千余戸とは兵士の数を含んでいない。郷とは、今にいう数ヶ村の集合単位である。)

 この若者が寝起きする陣屋は、いわゆる高床の建屋であり、そこからは鵯村が一望できる。
周囲に建ち並ぶ兵舎や、村人や商人達が暮らす家などは竪穴の苫屋(とまや)で、陣屋の高みから臨めば、都祢那賀の視界を妨げる物は天然のほかにない。
 その屋敷は二十畝【一畝(いちほ)は、約三十坪】、建地【建坪】三畝という、広大なものである。

ninki-blog-ranking-imgにほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へビジネスブログランキング
↑ブログランキングに参加しています。3つともクリックしていただけると元気100倍です揺れるハート


posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 06:09 | Comment(0) | 邪馬台国物語