2010年06月11日

この物語は、まったく完全なる架空の、あくまで根も葉もない作り事であることを、重ね重ね明記しておきます。皆さん、ぜったいに鵜呑みにはしないで下さいね。合掌

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北新地物語

「おお、麗羅ママ、先生、次いくユニバースの麗羅ママですわ。ママ、こちらが菅先生や」
「初めまして、菅先生、麗羅ですぅ、やっぱりブログのお写真より、ええ男はんやわあ」

 麗羅ママさんの公式にモノ申す、多岐川裕美のあとに推定年齢をマイナスせなんだら、うちの若いモンが黙っとりまへんで!!

という抗議メールを、つい先ほど受信したばかりの山猿としては、しかし、ぜんぜん慌てず・・・

 あれはねえ、まだまだ未完成ですねん。これからですわ。

と云い切る度胸は無いのであり、ここに謹んで・・

上品かつ豪華なる着物をビシイッ!!と着付けた多岐川裕美−推定年齢33

と、まずは訂正しておくものである。
「ほな、先生、わたしも乾杯さしてくれますかぁ」
「えっ?!あっ、はいっ」

(レイラさんかあ、こりゃまた、どうだい、えっ、のぉの助ぇ、いっぺんに酔いも忘れるほどの別嬪さんやないかいなぁぁっ。いや、ホンマ、この北新地っちゅうとこは、いったいぜんたい、どこまで極楽やねんっ。マジで日本中の別嬪を、かっさらってきとんちゃうかあぁぁぁっ。なあ、黒服の兄ちゃんたちぃ、君らのようになるには、やっぱし厳しいオーディションとか、メッチャむつかしい採用試験とかあるんかあ?!ついでに応募資格とかも、ワイに教えてくれやぁぁぁぁっ。なあ、頼むわ、兄ちゃんたちぃぃぃぃっ。)

「ほな、れんちゃん、今度また、ゆっくり来るわ。ええな、結婚の話、真剣に、よう考えとってくれや、なっ、ホンマやで」
「はい、はい、ちゃんと考えときますぅ。先生、また、ゆっくりと遊びに寄ってくださいね」
「はいっ、必ずっ、そうできるように頑張りますっ」
「おっ、そうや、れんちゃん、今夜は先生に特攻隊を頼むでぇ。この店の選りすぐりを出してや、どうや、みな、志願してもええで」
「えっ?!いやっ、特攻隊ならっ、まず自分が志願いたしますっ」
「はは、違いますがな、先生。この世界でいう特攻隊ちゅうのんは、先生が泊まってはるホテルの部屋に玉砕覚悟で突っ込む女の子ぉですわ。なんやったら、先生が御自身で辞令出さはりますか?」
「ええっ?!あはあっ、いやっ、あきませんっ、そんなんしたら、ぜったい、あきませんよっ。ホンマにっ、ダメですからねっ」
「あはは、先生、御安心を。そんな子ぉ、うちには置いてません。もう、イヤやわあ、会長さん、おふざけが過ぎますよ、ホンマに、ねえ、先生」

(アッブなあ・・、ホンマ、このオッサン、どこまで本気か分からへんがな。ますます気ぃ引き締めとかなんだら、マジで四国への生還は叶わんぞおぉぉぉっ。)

「あっ、先生のお荷物やら、わたしがお持ちしますわ」
「いえっ、ダイジョーブですっ。こないなボロ、いや、重たいモンを持ってもらうわけにはいきませんっ」
 ほんとに新品である山猿のショルダーバッグを持ってくれようとした麗羅ママさんの手は、それだけで目が痛いほどに白く、清い。 そんな手に、決して使い古しではないにせよズタボロにしか見えないモノを持たせては、たちまち汚れ・・、いや、折れてしまいそうに重たいのであるから、もう命懸けで守った山猿であった。

「そんな、先生、わたし、けっこう力持ちなんですよ」
 エレベーターで一階へ降りる間の至福とは、これ、どうであろう。れんさんはじめクラブ岩室の女の子たちに麗羅ママさんも参加しての超豪華絢爛なら、もう山猿、クルクルのパアで窒息寸前なのである。しかも、いざ通りへと踏み出したとたん、さらなるドラマが、いよいよ背骨だけでなく腰骨もとろけかけたる山猿を待ち受けていたのである。

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 16:32 | Comment(0) | 実録 華も実もある北新地物語

『小説 織田有楽斎』絶賛発売中!!ですよ〜。かの信長の実弟として、しかも、現在の茶道にも堂々たる有楽流の開祖でもあります、その波瀾万丈の一生涯を見逃すなっ!!合掌

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 私事にて恐縮ですが・・・

『小説 織田有楽斎』

 学研M文庫より絶賛発売中!!です。

 たとえば通勤はじめ旅のおともに、あるいは休憩時間の気分転換やトイレでの一服タイムに、そして、ご自宅の本棚やテーブルの上のアクセサリーとして、また、お出かけするお車のダッシュボードにもっ!!

 ぜひ、そらもう何冊でも買うたって下さいねっ。

『小説 大谷吉継』

『小説 本多平八郎』

合わせてアクセサリーにすれば、もっとステキな日々が、貴方におとずれることでしょう。合掌

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 10:12 | Comment(0) | 芸術に捧ぐ

もう北新地で溺れ死んでも本望やあっ!! とて、じっさい、そうなれるように頑張らなければならないのです。皆さん、よりいっそう熱い御支援、御声援をヨロシクね〜。合掌

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北新地物語

(ほぉぉ、舶来の一級品みたいな生足を、会長さんの好きにさせもて、すかさずテポドンとはのぉ、ええ切り返しやないかい。)

 なにアホなこと云うてるんですかっ、いやらしいっ、ただのスケベな乱痴気騒ぎやないのっ・・、などと目クジラたてる人々も少なくあるまい。

 が、それこそが大間違いやでっ!!
と山猿は云うのである。
 たとえば、映画やドラマの、いわゆる濡れ場を撮影している現場を、よくよく想像していただきたい。出来上がった作品を観るだけなら、あるいは性的興奮ばかりにとらわれればよかろう。だが、監督はじめスタッフは、その映りや出来具合に緻密な計算をし尽くし、また、じっさいに演じる役者さん方は、もてるかぎりの演技力を絞り出す、まさに真剣勝負ってやつに違いないのだ。

 そうして、すなわち北新地の超一流高級クラブというところは、まったく高品質なる娯楽大作を、ぶっつけ本番で撮影している現場そのものなのである。
 むしろ、お客こそが、俳優としての資質とか技量を試されているのであろう。その両方ともが無い山猿などは、お客としてのプロである会長さんによって、その現場に連れてきていただいただけで幸福至極に違いなく、したがって、冒頭より自らを、分不相応ともわきまえているあたり・・、うん、うん、お前もちょっとは賢いやっちゃのう・・、くらいには褒めてもらいたい山猿なのである。

「ゴメンなさいね、お待たせしてぇ」
 れんさんが戻ってきても、会長は紗理奈さんの生足から手をはなさず、しかも、いっそう真面目な顔をして・・・
「いや、先生、僕はねえ、れんちゃんとやったら、今すぐにでも結婚しますで。この子ぉにこそ僕の子供を産んでほしい、ホンマ、これは真剣に思うてますねん。なあ、れんちゃん、どないや」
「はい、はい、嬉しいです。もう酔うてはりますの、会長さん」
「先生、ホンマでっせ、ほんとに僕は、ずっと思うてますねやで」
「ははあ、そら、もう、ホンマに、そういうことなんでしょうねえ」

(エラいオッちゃんやでぇ、しかしぃ、そら、北新地のお客としてはプロ中のプロなんやろけど、どこまで百か分からんかぎり、どこで笑うてえんやらも分からんわい。こんな、ややこしいオッちゃんを相手に、ビシッ、と寸止めで迫真の演技してはる女優さんたち、いや、ホンマ、シビれるほど惚れ惚れするばっかしやあぁぁ。僕も真剣なんですっ、是非とも結婚してくださいっ、そら、今は甲斐性無しのアホですけどっ、ワイはっ、きっと貴女を幸せにしてみせますぅぅぅぅっ。とか云いたいけど、こんだけの天女はんやら観音さんを前にしたら、ついつい目移りしてしもて、どの人に決めたらええのか、う〜ん、迷うなあ。)

などと思いながら、それを気づかれたら大変やでえ、とて作務衣の襟をなおしたり、ふとマイケル・コルレオーネになったつもりで上品そうにグラスをかたむけてみたりする山猿なのである。が、どう転んでも逆立ちしても、どの女の子にも手の届かないことを、すっかり忘れて、いい気なものでもあったろう。

 コラ、コラ、山猿さん、それよりもカンジンなことを忘れちゃあいませんかぁ?

 はい、はい、紗理奈さんの美貌を想像したいんでしょ、皆さん。

(真面目な神田うの−推定年齢14+井端珠里)×おすましさんな平山あや

 じっさい、テレビとかを一切観ない男としては、ここいらへんでギブアップやでぇ・・、とて千春ママさんから頂戴した扇子で、ハタハタ、と自らをあおいでいた。そんな山猿の眼前には・・・

「どうも、今晩はぁ」

(若き日の古手川祐子×絶頂期のアンルイス)+上品かつ豪華な着物を着付けた多岐川裕美

みたいな天女が、またしても、いきなり舞い降りてきたのである。こうした不意打ちには、めっぽう弱い山猿としては、さらに、いっぱいいっぱい、その夢見心地はとどまることを知らずして、さらに加速膨張するいっぽうなのだった。

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 09:25 | Comment(0) | 実録 華も実もある北新地物語