2009年06月06日

童話もたまには面白いんじゃけんのもし。

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花咲く日のこと1
    
 さあて、昔もむかし、のお話どす。どのくらいの昔か、というと、わてらが住む地球どころか、天高くあるお日様やお月様どころか、銀河系どころか、大宇宙そのものが無かったほどの昔どす。

ある日、大日如来様という、それはそれは偉い神仏様が、ふと、ええことを思いつかはりましたんえ。ずっと大切にしてはりました宝石箱を、惜しげもなしにひっくり返してしまわれたのどす。
そうして散らばった宝石の一つ一つがお星様になり、とうとう大宇宙が誕生したというわけどっせ。赤い星やら青い星やら黄色やら蜜柑色や白色や黒い星もおました。その数えきれへん星々の中で、ひときわ美しゅう透きとおった青に輝いて、ふわりと純白の雲の着物をまとうた星が、わてらが住む地球なのどっせ。

 地球の美しさいうたら、それこそ大宇宙で一番か二番くらいどっしゃん。大日如来様は
「よっしゃ。ここに仰山の生物をこさえたろやないか。みなで助けおうて仲良う暮らせや」
 と云わはって、まずは青い海に大きいのんやら小さいのんやら丸いのんやら平たいのんやらの、そらもう色々のお魚はんを泳がしはりましたのどす。綺麗おしたけど、何や寂しおした海は、たちまち賑やかになってきて、それぞれ可愛らしい赤ちゃんもでけましたんえ。ちょっとトロくさい烏賊が他の魚にぶつかって
「どこ見て泳いどんのじゃ、このタコ」
やなんて、ややこしい事を云われたり
「えらいナヨナヨっとしてクネクネしてはるなあ」
て噂されてた蛸が、実はやっぱりオカマやったり、危機一髪の時にパッと墨はいてシュッと逃げてまう蛸をみかけた鯛や平目が
「まあ、イカしてるう」
と云いながら舞い踊るのどっせ。まあ、海の竜宮城か京都の祇園か、いうほどの華やかさどしたわなあ・・。

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posted by 歴史小説家 菅靖匡 at 20:48 | Comment(0) | 仏教童話 当ブログ用
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